■ 粟穂露(あわほつゆ)
〜 漢方名 粟米 〜
『万葉集』の中に粟は古代より収穫や生命力の象徴として詠まれ、また「穂に宿る露」は秋の季語として定着しました。<新古今和歌集・風物の情景>
に「粟穂に露置く田毎の秋の朝」の句があります。
江戸時代の俳人松雄芭蕉や蕪村が「粟穂」と「露」を組み合わせ、晩夏から初秋の農村風景を表現しました。蕪村には「粟穂露 稲妻に濡れし野分かな」の句があります。
「粟穂」はイネ科の穀物「粟」の実る穂、「露」は夜明けに草葉に結ぶ水滴。
意象は豊作の兆しと穂への共存、自然の恵みと人の営みが交わる瞬間を捉えた日本独自の美意識が凝縮された言葉です。
漢方効能
(1) 健脾和胃 食欲不振、消化不良、慢性下痢を改善
(2) 腸の機能を改善 便秘と下痢の両方を改善
(3) 補血と抗酸化作用
(4) 安眠効果







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