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■ 空蝉衣(うつせみごろも)

〜 漢方名 蠐螬(ぜいむし・ぜいごう)(或いは蠹蚤)

日本古典文学や佛教思想に根ざした深い象徴性を持つ言葉。意味は、

蝉の抜け殻のように中身のない衣服。

出典 『源氏物語』第3帖「空蟬」

光源氏の求愛から逃れるため、夫の衣に身を包んで拒絶したことに由来します。

「空蟬」は現世の虚しさ、「衣」は「執着の象徴」として重層的に描かれます。

蝉が羽化後に残す蝉の抜け殻(衣)は一時的な仮の姿であり、

無常観に根差し、また夏の季語であることからも季節感があります。

中国では漢方薬として利用。

効能

1. 解熱・鎮痙(ちんけい)効果

2. 消炎、目や喉の症状緩和

3. 皮膚疾患の改善、抗アレルギー効果

代表処方「消風散」「蚕蒸湯」など

— 静けさに包まれた完全個室で味わう、青洲自慢の薬膳料理 —

「空蝉衣(うつせみごろも)」静かな和の趣を大切にした完全個室の食事空間です。
お料理は、福島の山菜・薬草を中心に東北の旬の素材を取り入れた漢方薬膳料理
季節の移ろいとともに変わる食材の味わいを丁寧に引き出し、「身体に優しく、心を整える食」をテーマにご提供しています。
大切なひとときにふさわしい、プライベートで上質な食事時間をお過ごしください。

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